合成紙の主原料は、石油からつくられる合成樹脂(プラスチック)です。
しかし、パルプなどから製造される天然紙と同じ「白さ」や「不透明さ」の外観を持ち、オフセット印刷もできます。
もちろん合成樹脂の特性も兼ね備え、水を通さず破れにくいのです。
多方面に活用され始めていますが、イメージアップにしのぎを削る選挙用ポスターは、大のお得意様です。
合成紙の製造方法はいろいろありますが、国内メーカー2社のうち王子油化合成紙は「内部紙化方式」を採用しています。
この方式は炭酸カルシウムやシリカなどの白泥状の無機充てん材を母材のポリプロピレン樹脂に混入、冷却しながら引き伸ばして薄膜にします。
無機充てん材は、白く光沢のあるコート紙の表面に塗られる材料と同種類のものです。